マルプーを飼うメリット・デメリット|飼う前に知るべき特徴・性格を飼育6年の実体験で解説【2026年版】

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マルプーを飼うメリットとデメリットの全体像を示した図 マルプー
図1
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「マルプーを飼いたいけど、実際どうなの?」「飼ってから後悔したくない」と考えていませんか。マルチーズとトイプードルのミックス犬「マルプー」は、ふわふわでかわいく大人気ですが、迎える前にメリットだけでなくデメリットも知っておくことが大切です。結論から言うと、マルプーは小型で賢く甘えん坊な、とても飼いやすい犬種。ただし、トリミング代がかかる・関節や涙やけに注意が必要、といったデメリットも理解したうえで迎えるのがおすすめです。

当ブログは、マルチーズとトイプードルのミックス犬「マルプー」2頭(ラテ・ミル)を6年間育ててきたマルプー専門メディアです。この記事では、マルプーの特徴・性格から、飼う5つのメリット・5つのデメリット、後悔しないためのポイントまで、我が家の実体験をたっぷり交えて解説します。

マルプーを飼うメリットとデメリットの全体像を示した図
図1:マルプーを飼うメリットとデメリットの全体像

マルプーとは?マルチーズ×トイプードルのミックス犬

マルプーは、マルチーズとトイプードルを掛け合わせたミックス犬(MIX犬)です。イギリス王室にも愛されたマルチーズの優しさと、賢さで知られるトイプードルの良いところを受け継ぎ、近年とても人気が高まっています。

ミックス犬と雑種の違い

「ミックス犬」と「雑種」は混同されがちですが、一般的に、両親ともに純血種であるものを「ミックス犬」、犬種がはっきりしない・複数の犬種が自然に交雑したものを「雑種」と呼び分けます。マルプーは、マルチーズとトイプードルという血統のはっきりした純血種同士から生まれるミックス犬です。

マルプーの基本データ

  • 大きさ:体高20〜30cm
  • 体重:2〜4kg程度(個体差あり)
  • 被毛:シングルコート・抜け毛が少ない
  • 毛色:ホワイト・クリーム・アプリコット・レッド・ブラック・グレーなど多彩
  • 平均寿命:12〜15歳前後

我が家のラテとミルは、1歳過ぎに成長が落ち着き、現在は約3.5kg。子犬がいつまで成長するかは、マルプーの子犬はいつまで成長する?でも詳しく解説しています。

マルプーの特徴(外見・被毛・大きさ)

マルプーは、両親共通のクリクリの目とたれ耳を受け継いだ、愛らしい外見が魅力です。体型は、トイプードル寄りだと首や足が長く、マルチーズ寄りだと短くなる傾向があります。我が家のラテミルは両方ともマルチーズ寄りで、足は短めです。

被毛は、すべてのマルプーに共通してシングルコートで毛が抜けにくいのが特徴。毛質は、マルチーズ寄りだと柔らかくフワフワ、トイプードル寄りだと巻き毛になります。毛色も多彩で、年齢とともに変化することもあります。マルプーの被毛の色が変わってしまう原因と対策も、あわせて参考にしてください。

マルプーの性格(実際は個体差が大きい)

マルプーは「温厚で優しい」「甘えん坊」「明るくて元気」と言われます。ただし、6年間2頭を育てて痛感したのは、性格は犬によって大きく異なるということ。同じマルプーでも、ラテとミルはこんなにも違うのかと驚くほどです。

  • ラテ:甘えん坊で甘え上手。人懐っこく誰にでも尻尾を振るが、他の犬との社交性は控えめ。
  • ミル:甘えん坊だけど甘え下手。人には慣れるまで時間がかかるが、他の犬とは社交性抜群。

ペットショップやサイトの「温厚で優しい」という情報をすべて鵜呑みにせず、その子個体の性格を見てあげることが大切だと実感しています。「甘えん坊」だけは、2頭の共通点かもしれません。

これはミックス犬全般に言えることですが、両親の気質がどう出るかは生まれてみないと分からない部分があります。だからこそ、子犬を迎えるときは、「この犬種だからこういう性格のはず」と期待しすぎず、その子の個性を受け入れる気持ちが大切。性格が読みにくいことは、見方を変えれば「どんな子に育つか分からないワクワク感」でもあります。我が家も、ラテとミルそれぞれの個性に日々驚かされながら、その違いを楽しんでいます。

マルプーを飼う5つのメリット

ここからは、マルプーを飼う具体的なメリットを紹介します。

唯一無二・ふわふわ抜け毛少ない・甘えん坊・小型・アレルギーに比較的やさしいという5つのメリットを示した図
図2:マルプーを飼う5つのメリット

メリット①:Only Oneの唯一無二の存在

ミックス犬であるマルプーは、性格・被毛・毛色・大きさのすべてにおいて、同じ子が一頭もいません。「うちの子だけ」と強く思える、唯一無二の存在になってくれます。

メリット②:ぬいぐるみのようなふわふわ・抜け毛が少ない

ぬいぐるみのようなふわふわの抱き心地。マルプーの愛らしさは、見ているだけで癒されます。さらにシングルコートで抜け毛が少ないため、洋服に毛がつきにくく、床に毛が散らかりにくいのも大きなメリットです。換毛期に大量に毛が抜けるダブルコートの犬種に比べると、お掃除の手間がぐっと減ります。黒い服を着ていても毛だらけになりにくいので、お出かけや来客の多い家庭にもうれしいポイントです。

メリット③:甘えん坊で従順・賢い

甘えん坊なので、いつもそばにいてくれます。ソファに座れば膝の上、ベッドでは腕の中でスヤスヤ。その姿は本当にたまりません。一人暮らしの方にとっては、何よりの癒しになってくれるでしょう。

さらに、トイプードルの血を引くマルプーはとても賢いのも大きな魅力。お座りやお手、待てといった基本のしつけはもちろん、トイレトレーニングもスムーズに覚えてくれる子が多いです。賢い分、飼い主の感情をよく読み取るので、信頼関係を築きやすいのもうれしいポイント。ただし繊細な一面もあるので、叱るより褒めて伸ばすしつけが向いています。

メリット④:小型で飼いやすい・室内向き

2〜4kgと小型で、省スペース。室内飼いに向いており、ペット可の賃貸でも飼いやすいサイズです。散歩の運動量もそれほど多くなくてよいので、忙しい方や、運動が苦手な方でも無理なく付き合えます。抱っこで移動しやすく、お出かけや旅行にも連れて行きやすいのも、小型犬ならではのメリット。一人暮らしの方のパートナーにも人気があります。

メリット⑤:アレルギーの人も比較的飼いやすい

抜け毛が少ないことから、犬アレルギーのある方でも比較的飼いやすいとされています(※完全にアレルギーが出ないわけではないので、心配な方は事前に確認を)。

マルプーを飼う5つのデメリット

メリットの多いマルプーですが、迎える前に知っておきたいデメリットもあります。

成犬時を予測しにくい・トリミング代・関節が弱い・涙やけ・留守番が苦手という5つのデメリットを示した図
図3:マルプーを飼う5つのデメリット

デメリット①:成犬時の大きさ・顔立ちが予測しにくい

ミックス犬ならではの特徴であり、デメリットでもあります。成犬時の大きさや顔立ちを正確に予測するのが難しいのです。両親の遺伝子がランダムに出るため、「3kgくらい」と言われて飼ったら5kgを超えた、子犬のときはマルチーズ似だったのに大人になったらトイプードル似になった、ということもあります。

迎える前に、できるだけ親犬(とくに大きいほうの親)のサイズを確認しておくと、ある程度の予測ができます。とはいえ、想像と違う姿に育つことも。それも含めて「Only One」と思えるかが、ミックス犬を迎えるうえでの心構えになります。我が家のラテミルは、幸い大人になっても顔があまり変わりませんでしたが、これも個体差です。

デメリット②:毛が伸びるのが早く、トリミング代がかかる

抜け毛が少ない一方で、毛が伸び続けるため、定期的なトリミングが必須です。我が家の場合、2か月に1回ほどで、1回あたり7,000〜8,000円程度。毛玉があると追加料金がかかることもあります。年間にすると数万円の出費になるので、迎える前に見込んでおきましょう。

ただし、これは「カットで雰囲気を変えて楽しめる」というメリットの裏返しでもあります。テディベアカットやサマーカットなど、季節やイベントに合わせてスタイルを変えられるのは、マルプーならではの楽しみ。トリミングの合間には、毎日のブラッシングで毛玉を防ぐことも大切です。お手入れの手間を「かわいさのためのひと手間」と思えるかどうかが、マルプーと暮らすうえでのポイントになります。

デメリット③:遺伝的に関節(膝蓋骨脱臼)が弱い傾向

親であるトイプードルもマルチーズも、膝のお皿が外れる膝蓋骨脱臼(パテラ)になりやすい犬種。マルプーも同様の傾向があります。フローリングで滑ったことがきっかけで脱臼することもあるので、滑り止めマットを敷く・高い所から飛び降りさせないといった配慮が必要です。詳しくはマルプーがフローリングで滑ると危険!理由と対策をご覧ください。

デメリット④:涙やけしやすい

涙やけも、トイプードル・マルチーズ両方が起こしやすく、マルプーも受け継ぎます。生まれつき鼻涙管が細いことが多く、涙があふれて目の周りが茶色くなりがち。とくに白い被毛の子は目立ちます。目元のケアや、マルプーにおすすめのドッグフードへの見直しで軽減できます。

デメリット⑤:甘えん坊ゆえ、留守番・分離不安に注意

甘えん坊な分、留守番が苦手で、分離不安になりやすい子が多いです。長時間ひとりにすると、吠え続けたり、いたずらをしたり、食欲が落ちたりすることも。共働きや一人暮らしで留守番が多い家庭では、とくに意識したいポイントです。

対策としては、子犬のうちから少しずつ留守番に慣らすこと、留守番中も安心して過ごせるサークルや知育おもちゃを用意すること、出かけるときと帰宅したときに大げさに構いすぎないこと。これらの工夫で、留守番が得意な子に育てることができます。甘えん坊なのは、裏を返せば「それだけ飼い主が大好き」ということ。深い絆を築ける魅力でもあります。

マルプーを飼って後悔しないために

デメリットを読んで不安になったかもしれませんが、これらは「知っておけば備えられる」ものばかりです。後悔しないために、次のことを意識しましょう。

デメリットを理解・費用を見込む・環境を整える・最後まで責任という後悔しないポイントを示した図
図4:マルプーを飼って後悔しないためのポイント

トリミングや医療費を含めた生涯費用を見込んでおくこと、滑らない床など環境を整えること、信頼できるブリーダーやペットショップから親犬の情報を確認して迎えること、そして何より、どんな子に育っても最後まで愛情を注ぐ覚悟を持つこと。これらがあれば、マルプーとの暮らしは、デメリットを補って余りある幸せをくれます。

「かわいいから」という気持ちだけで迎えると、お手入れの手間や費用、留守番の問題に直面したときに後悔してしまうことも。でも、デメリットをきちんと理解し、備えたうえで迎えれば、その心配はほとんどありません。むしろ、課題を一緒に乗り越えていく過程で、愛犬との絆はより深まります。

マルプーを飼うのに向いている人

マルプーが向いているのは、毎日のお手入れ(ブラッシング・トリミング)を続けられる人、室内で一緒に過ごす時間を大切にできる人、甘えん坊な性格を受け止められる人、そして生涯にわたって責任を持てる人です。賢くて飼いやすいので、初めて犬を飼う方にもおすすめできます。

逆に、お手入れの手間や費用が負担に感じる、毎日長時間の留守番が避けられず対策も難しい、という場合は、慎重に検討したほうがよいかもしれません。とはいえ、これらは工夫で乗り越えられることがほとんど。「マルプーと暮らしたい」という気持ちがあれば、準備と覚悟をもって、ぜひ迎えてあげてください。

我が家のラテ&ミルの実体験|デメリットは乗り越えられる

我が家の2頭も、デメリットとされる課題を抱えていました。でも、どれも工夫で乗り越えられました。

甘えん坊のラテは、子犬のころ分離不安の症状が出ていましたが、根気よく訓練することで、今ではしっかり留守番できます。ミルは、過去の経験からか首輪やハーネスを極端に嫌がり、ひどいときは噛みついてくることもありましたが、粘り強く関わることで、つけられるようになりました。

6年間ラテミルと暮らして改めて感じるのは、「人がそれぞれ違うように、犬もそれぞれ違う」ということ。デメリットも、その子の個性として受け止め、向き合えば、必ず乗り越えられます。マルプーは、手をかけた分だけ、かけがえのない家族になってくれる犬種です。

マルプーの飼育にかかる費用の目安

迎える前に、お金の面も現実的に見ておきましょう。初期費用(迎え入れ・グッズ)に加え、毎月の費用として、フード代、トリミング代(2か月に1回・7,000〜8,000円程度)、ペットシーツなどの消耗品で月1〜2万円ほど。さらに、年1回のワクチン・健康診断、急な病気やケガの医療費も見込んでおく必要があります。ペット保険への加入も検討しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. マルプーは飼いやすいですか? A. 小型で賢く甘えん坊なので、初めて犬を飼う方にも飼いやすい犬種です。ただし、トリミング代や、関節・涙やけへの配慮など、デメリットも理解しておきましょう。

Q. マルプーは抜け毛が少ない? A. シングルコートで抜け毛は比較的少ないです。そのため掃除がラクで、アレルギーのある方にも比較的飼いやすいとされます。

Q. マルプーの飼育費用はどれくらい? A. 毎月のフード・トリミング・消耗品で1〜2万円ほどが目安。これに年1回のワクチンや医療費が加わります。

Q. マルプーを飼って後悔しない? A. デメリット(トリミング代・関節・涙やけ・留守番)を理解し、備えれば、後悔より幸せのほうがずっと大きい犬種です。

Q. マルプーの性格は本当に温厚? A. 温厚で甘えん坊な傾向はありますが、個体差が大きいです。「この犬種だからこう」と決めつけず、その子自身を見てあげましょう。

Q. マルプーは留守番できる? A. 甘えん坊で留守番が苦手な子が多いですが、子犬のうちから慣らせば、しっかり留守番できるようになります。我が家のラテも、訓練で分離不安を克服しました。

Q. マルプーのトリミングはどれくらいの頻度・費用? A. 2か月に1回程度、1回7,000〜8,000円ほどが目安です。毛玉があると追加料金がかかることもあるので、日々のブラッシングが大切です。

Q. マルプーはオスとメス、どっちがいい? A. オスは甘えん坊で活発、メスは落ち着いて自立的な傾向がありますが、個体差が大きいです。最終的にはその子との相性で選ぶのがおすすめです。

まとめ

マルプーを飼うメリットは、「唯一無二の存在」「ふわふわで抜け毛が少ない」「甘えん坊で賢い」「小型で飼いやすい」など。一方デメリットは、「成犬時を予測しにくい」「トリミング代がかかる」「関節・涙やけに注意」「留守番が苦手」など。どれも、知って備えれば乗り越えられるものばかりです。

我が家のラテとミルも、課題を乗り越えながら、今では何よりの家族になっています。この記事を読んでくださったあなたが、Only Oneの家族と出会えることを願っています。デメリットも理解したうえで、ぜひ素敵なマルプーライフを始めてください。

この記事の参考・出典

本記事は、犬の飼育に関する一般的な情報をもとに、当ブログ(マルプー2頭・飼育6年)の実体験を加えて構成しています。

※健康面(膝蓋骨脱臼・涙やけ・アレルギーなど)で気になることがある場合は、動物病院にご相談ください。

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プロフィール
lattemille

マルプー2匹(ラテ&ミル)を約6年飼育中のブロガー。2021年5月に開設したラテミルブログでは、実体験ベースのマルプー飼育・健康・しつけ・お出かけ情報を発信。X約9,500フォロワー、Instagram約4,900フォロワー。プロフィール詳細はlattemille.com/profile/へ。

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