世界には非公認犬種を含めて700〜800の犬種があるといわれています。
日本で血統証明書を発行している一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)は約200犬種を登録しているようです。
そんなにたくさんいる中で、僕たちマルプーを選んでくれたんだね!
いや~、感謝ですね。どうもありがとう!
ラテミルも言っているように、そんなたくさん種類がいる中、筆者が出会い、心を奪われてしまったのが「マルチーズ」と「トイプードル」のMIX犬である「マルプー」でした。
現在は、マルプー2頭と幸せいっぱいの生活をしています。
マルプーを飼う前にこちらの動画も併せて参考にしてくださいね。
今回は、そんなマルプーを2頭飼ってみてわかったマルプーのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
この記事はこんな方におすすめ
・マルプーを飼おうか迷っている
・犬を飼いたいけど、どの犬種が自分と合うかわからない
・他の家のマルプーが気になる
そもそもMIX犬(ミックス犬)とは
MIX犬(ミックス犬)とは、異なる犬種が親になって生まれた犬のことを指します。
これは純血種の犬とは対照的で、純血種の犬は特定の犬種の親から生まれ、一定の特徴や性質を持っているとされています。
MIX犬は、親の犬種によって多様な特徴を持ちます。
外見(毛の長さ、体の大きさ、顔の形など)だけでなく、性格や運動能力、健康状態にも影響を与える場合があります。
MIX犬は独自の特質を持つため、純血種の犬にはない魅力や個性があるとされています。
MIX犬と雑種って何が違うの?あんまり違いがわからないんだけど!
両親とも純血の場合はMIX犬って呼ばれるみたいだよ!
MIX犬と雑種の違いは以下のように定義されています。
マルプーの特徴
イギリス王室に献上され、王室貴族に愛されたとされるマルチーズとフランスの上流社会で人気を博していたとされるトイプードルの良い点を引き継いだマルプーは、どんなワンちゃんなのでしょうか。
マルプーの外見
両親共通の愛くるしいクリクリの目とたれ耳は引き継いでいます。
体型はトイプードルに似ると首や足が長くなる傾向があり、マルチーズに似ると首や足が短くなるようです。
我が家のラテミルは両方どちらかというと、マルチーズよりのため、足は短めです。
大人になると顔が別犬になってしまうと言われているマルプーですが、これもマルチーズ寄りだったからなのか、ラテミルは大人になっても顔はあまり変わりませんでした。
マルプーの性格
マルプーは「温厚で優しい」「甘えん坊」「明るくて元気」など両親のよい所をたくさん受け継いで生まれてきます。
と、言われてはいるものの、実際には犬によって大きく異なります。
ラテミルも同じマルプーでこんなにも違うのかというほど性格はそれぞれです。
マルプーラテの性格
マルプーのラテです!よろしくお願いします!
ラテの性格
・甘えん坊で甘え上手
・人懐っこく、誰にでも尻尾フリフリ
・他の犬との社交性はあまりない
ラテが克服したこと
マルプーは全体的に甘えん坊過ぎて、お留守番が苦手な子が多いようです。
ラテも甘えん坊過ぎて、お留守番になると分離不安の症状が出たりしていましたが、ちゃんと訓練することでしっかりお留守番することができるようになりました。
分離不安にお困りの方はこちらに詳細がありますのでぜひご覧ください。
マルプーミルの性格
マルプーミルです!よろしくお願いします!
ミルの性格
・甘えん坊だけど甘え下手
・人に対しては心の壁が高く、慣れるまでに時間を要する
・他の犬との社交性は抜群
ミルが克服したこと
ミルは、昔に嫌なことがあったのか、首輪やハーネスをつけることを極端に嫌がり、ひどい時には噛みついてきたりもしていました。
ですが、こちらも粘り強く、意識して関わることでちゃんとつけられるようになりました。
首輪やハーネスをつけることができずにお困りの方はこちらに詳細がありますのでぜひご覧ください。
「甘えん坊」というのは共通なのかもしれません。
ラテミルを飼って、「人もそれぞれ違うのと同じで、犬もそれぞれ違うんだな」ということを改めて感じました。
ペットショップやいろいろなサイトでは「温厚で優しい」「甘えん坊」「明るくて元気」と言われていことが多いと思いますが、すべてを鵜呑みにはしない方がいいでしょう。
マルプーの被毛と毛色
すべてのマルプーに共通していえるのはシングルコートで「毛が抜けにくい」ということです。
毛質については、マルチーズ寄りだと柔らかい被毛でフワフワですが、トイプードル寄りだと巻き毛になります。
どちらもマルチーズ寄りのラテミルですが、両方を比べると、ミルの方がよりフワフワでやわらかいです。
ラテも基本的にはフワフワですが、部分的に巻き毛になっているところがあります。
毛色もホワイト、レッド、ブラック、ブラウン、グレー、シルバー、アプリコット、クリームといった多彩な種類があります。
一応、ラテは「クリーム」、ミルは「ホワイト」です。
ですが、ラテはおなかの部分やあごが白かったり、ミルも頭の一部がほんの少しクリーム色だったりと、個体によって千差万別です。
毛色については年齢とともに変化していく可能性があります。
毛色が変わってしまう原因と対策についてはこちら詳細がありますのでご覧ください。
マルプーの大きさ
およそ2~4kg程度で、大きさは20~30cmくらいといわれています。
トイプードルは基本的にマルチーズより大きめなので、トイプードル特徴を濃く受け継ぐと、大きくなる傾向があるようです。
ラテミルは1歳過ぎたあたりから成長が落ち着き、現在は3.5㎏くらいです。
マルプーの子犬がいつまで成長を続けるのか、体重はどのくらいになるのかをラテミルの成長の記録とともに解説している記事がこちらにありますのでぜひご覧ください。
マルプーを飼う3つのメリット
マルプーを飼う3つのメリットは以下の通りです。
それぞれの詳細を解説していきます。
Only Oneの存在
どの飼い主さんも「うちの子が一番」とOnly Oneの存在であることに違いはありません。
ですが、特にMIX犬であるマルプーは性格、被毛、毛色、大きさ、すべてにおいて同じワンちゃんはおらず、「うちの子だけの」と強く思える唯一無二の存在になり得ます。
ぬいぐるみのようなふわふわボディ
ぬいぐるみのようなふわふわな抱き心地です。
抱っこしても洋服に毛が付かない、床に毛が散らからないというのも大きなメリットです。
毛が抜けにくいので、アレルギーのある方でもマルプーは比較的飼いやすいといわれています。
甘えん坊で飼い主に従順
甘えん坊のため、常にそばにいてくれます。
ソファーに座れば、膝の上で落ち着き、ベットで一緒に横になっていれば、腕の中に入ってきてスヤスヤ寝ています。
そんな姿を見せられるとたまらなくかわいいです。
また、お座りや、お手もすぐにできるようになります。
マルプーを飼う3つのデメリット
マルプーを飼う3つのデメリットは以下の通りです。
それぞれの詳細を以下で解説していきます。
成犬時の大きさを予想できない
Only Oneであるが故のことですが、MIX犬は成犬時の大きさや顔立ちを予想することが難しいです。
ペットショップなどで「成犬で3㎏ぐらいですかね」と言われて、飼ってみたら5㎏を超えてしまった!なんてこともあるみたいです。
顔立ちも子犬の頃とは全く違う顔立ちになってしまうこともあるようです。
それも含めてOnly Oneと思うことができるかですね。
毛が伸びるのが早く、トリミング代がかかる
シングルコートで毛が抜けにくいことはメリットでもありますが、毛が伸びるのが早く、トリミング代がかかってしまいます。
ラテミルの場合は、2か月に1回程度のトリミングで1回のトリミングでだいたい7000円~8000円です。毛玉などがあると追加で料金を取られることもあります。
カットのスタイルによっていろいろな雰囲気になりますので、楽しむこともできます。
遺伝的に関節が弱かったり、涙やけしやすい
親であるトイプードル、マルチーズ両方とも先天的に、ひざのお皿が内側または外側に外れてしまう状態になってりまう膝蓋骨脱臼になりやすい犬種なので、マルプーも膝蓋骨脱臼になりやすいです。
フローリングなどで滑ってしまったことがきっかけで脱臼してしまったりするので、犬用のマットを敷いたり、高いところから飛び降りたりしないようにさせることが重要です。
トイプードル系のワンちゃんにおすすめの犬用マットはこちらで紹介していますので是非ご覧ください。
さらに、涙やけもトイプードル、マルチーズ両方とも起こしやすい犬種です。
マルプーも両親から受け継いで、生まれつき鼻涙管が細いことが多いため、涙腺で分泌された涙が、鼻の奥にある鼻涙管からうまく排出できなくなることで涙やけができてしまいます。
特に、筆者の飼っているミルのような被毛が白のマルプーは、涙やけが目だってしまいます。
涙やけについての対策アイテムはこちらで紹介していますのでご覧ください。
ドッグフードを変えることで良くなることもあります。
マルプーへのSNSの反応
マルプーのメリット・デメリットのまとめ
以上で、マルプーのメリット・デメリットについて解説してきました。
マルプーってかわいいんだね!
自分で言うなよ!
マルプーはとても飼いやすい犬種です。
これからわんちゃんを迎え入れようと思っている方や、マルプーが気になっている方の参考になれば幸いです。
この記事を読んでくださった皆様がOnly Oneの家族と出会えることを願っています。
マルプーにおすすめのドッグフードについてはこちらにありますのでご興味があればご覧ください。
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