「いい天気だー」というときは、愛犬と一緒にお散歩に出かけて日向ぼっこをしたくなりますよね。
家の中でも、太陽の光が射す場所で、日向ぼっこをしている様子を見かけることもあるかもしれません。


やっぱりねー、動物にはお日様が大事なのよ!

干しシイタケも、お日様で干さないと意味ないみたいだからね!
ということで、今回は、そんな日向ぼっこをする3つのメリットと注意点を解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・愛犬がよく日向ぼっこをしている
・日向ぼっこのメリットを知りたい
日向ぼっこの3つのメリット
ビタミンDの生成

人の骨の健康に欠かせないビタミンDは、紫外線がないと生成されないといわれていますよね。
犬は、人と比べて、紫外線により体内でビタミンDを作る量が少ないと言われていますが、犬がビタミンDを体内に十分に維持するには、食事からの摂取だけに頼らずに陽の光を浴びることが大切です。
ビタミンDは、免疫力を高めるためのサポートをしてくれる栄養素です。また、カルシウムを吸収するときにもサポート役として働いており、愛犬の健康を維持するために必要不可欠な栄養素です。
セロトニンの分泌

太陽の光を浴びると、“幸せホルモン”として知られている「セロトニン」という物質が分泌され、精神状態を安定させる効果が期待できます。
日向ぼっこをして目が太陽の光をとらえると、犬の脳内では、セロトニンというホルモンの分泌が活発になります。
適度な日向ぼっこを習慣とし、脳内でのセロトニンの分泌が活性化されている犬は、心が穏やかでいられます。よく眠ることができ、身体の疲れもしっかり癒すことができます。
セロトニンが不足している犬には、問題行動がみられることがあります。何か問題行動を起こす場合、適度な日向ぼっこをすることで、改善される可能性がありますので試してみる価値はあります。
皮膚病の予防

紫外線には殺菌効果があり、適度に日光を浴びることで雑菌などの微生物から皮膚を守ってくれます。
自宅でシャンプーをする時間を作ってあげることができないとき、まだまだトリミングの日まで時間があるなどというときは、シャンプーの代わりに日向ぼっこをさせてあげることで、皮膚の健康の維持に役立ちます。
注意点
熱中症に注意

庭やベランダで日向ぼっこをさせるときは、避暑地を作ってあげましょう。
基本的に犬は、暑くなれば涼しい場所に移動し、寒さを感じたら暖かい場所に移動するので、自由に移動できる環境を作っておけば、長時間直射日光に当たって熱中症になったり、脱水症状を起こしたりする可能性は低くなります。
シニア犬などの場合はこの限りではないので、注意が必要です。
新鮮なお水もたっぷりと用意して、万全な状態にしてあげてください。
日向ぼっこギャラリー
まとめ

以上で、日向ぼっこをする3つのメリットと注意点を解説していきましたがいかがだったでしょうか。
・ビタミンDの生成
・セロトニンの分泌
・皮膚病の予防
上記の3つのメリットは、愛犬が健康に生活する上で非常に大切なものです。熱中症にだけはしっかり気を付けて、日向ぼっこをさせてあげてください。
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