犬はストレスを感じるとさまざまな行動を見せます。
さらに、犬のしぐさのサインの中には、人間が普段するしぐさや行動と照らし合わせて考えてしまうと、大きな間違いをしてしまうものもありますので注意が必要です。
この画像を見てどう思うでしょうか。
「車でお出かけうれしいな」と、笑っているように見えますよね。
でも、実際には車での移動にストレスを感じている行動なのです。
僕は苦しかったのにさ、主人は笑ってたんだ!腹立つわー!
まあ、僕たちと人間は感じ方が違うから仕方ないのさ!今回で気づいてもらおう
愛犬のストレスサインに気づいてあげられるのは、飼い主だけです。
犬のストレスの原因を表す行動パターンとを理解して、早めに解消してあげましょう。
今回は、犬がストレスを感じているときのしぐさ・行動5選をご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
・愛犬の気持ちをもっと知りたい
・愛犬の行動の意味を知りたい
愛犬がストレスを感じているときのしぐさ・行動5選
あくびをする
人間も眠くないのに、緊張であくびが出ることがあるように、犬も緊張やストレスを感じるとフワ~とあくびをしたり、目を細めたります。
ストレス状況の中で平静を保つためにやっているので、眠いわけではなく、ストレスを感じている可能性があります。
手足を執拗になめる
手足を舐め続けるのは不安だからです。
舐め続けることで、毛先の色が変わったり、皮膚を傷めてしまうこともあります。ぐるぐる回りながら尻尾を追い、噛んで毛をむしってしまうこともあります。
自傷行為が出現したら、単発的なストレスだけでなく、日常的に何かしらのストレスがかかっている可能性も考える必要があります。
パンティングをする
舌を出してハァハァしていることを、「パンティング」といいます。
普通は体温調節のために行う行動ですが、暑くもないのに、ハァハァしているときは緊張状態にいる可能性が高いです。
ストレスを感じる対象から離れ、パンティングがおさまるような、落ち着ける場所に移動してあげましょう。
足の裏に汗をかく
人も緊張すると、手汗をかきますよね。犬も同じです。
犬は、肉球付近に汗腺があり汗をかきますが、緊張したときには汗が増えます。
フローリングに濡れた跡がつくほど、緊張して足の裏に汗をかく犬もいるようです。
舌で鼻先を舐める
口周りが汚れているわけでもないのにペロペロッと舌を出して、鼻を舐めたりします。
一瞬なので見逃しがちですが、よく見かけるようであればストレスを感じているかもしれません。
ストレス解消方法
お散歩で解消
いつもよりたっぷり時間をかけると効果的です。激しすぎたり、過度に興奮性を高めたりしてしまう運動は避け、有酸素運動をじっくりさせてあげましょう。
また、コースを変えてみるのもおすすめです。新しい道を歩くのは犬にとっても刺激的でストレス解消につながりますよ。
噛むおやつで解消
牛皮や豚皮を使っている硬い噛むおやつは、噛み応えがあることでストレス発散効果があると言われています
。また、歯茎が痒いときなんかにも役立ちます。ある程度長い間、かじることができる長持ちタイプがおすすめです。
きちんと愛犬のサイズや目的に合ったものを選ばないと、逆にストレスになる場合もありますので注意してください。
選び方や長時間噛むことができるおやつをこちらの【おすすめ厳選5選】愛犬が長い時間楽しめるおすすめの噛むおやつで記事にしていますので是非お読みになってください。
まとめ
以上で、 犬がストレスを感じているときのしぐさ・行動5選をご紹介してきました。
ぜひ、気づいてあげられる飼い主さんになってね!
気づいてくれたら評価爆上がりよ!
「これうちの子もやっていた!」というものがあれば、もしかするとその時にワンちゃんはストレスを感じていたのかも知れません。
人間でも、緊張しているようには全然見えないけど緊張で脇汗が半端ない人がいたりと、犬も千差万別です。
小さなサインにも、気づいてあげられるような飼い主を目指してよく愛犬を観察してあげましょう。
愛犬と信頼関係をつくるための詳細記事はこちらの【もう悩まない】愛犬と信頼関係を築くのに大切な3つのことを解説にありますのでぜひお読みください。
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