愛犬との生活を気持ちよいものにするためには、愛犬と飼い主との信頼関係は必要不可欠です。
人間も、信頼関係のある人からの言葉はしっかりと心に響くものです。それと同じで、愛犬も信頼関係のある飼い主のことは理解しようとしてくれます。この信頼関係が生まれると、いろんなことがプラスにはたらくようになります。
今回は、そんな愛犬と信頼関係を築くのに大切な3つのことを解説していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・犬となかなか信頼関係を築けない
・犬が信頼してくれているかわからない
・しつけが上手くいかない
犬が信頼しているときの5つの行動
愛犬との信頼関係を築くためには、まずは愛犬の気持ちや行動を理解しておくことが大切でしょう。よく思い出してみてください、以下の行動がない場合は信頼関係がうまく築けていないかもしれません。
飼い主の感情に反応する
飼い主との信頼関係が築けている犬は飼い主をよく観察し感情に敏感に反応してきます。飼い主が喜んでいる時、嬉しい時は犬も一緒に喜びや嬉しさを表現してくれます。逆に、飼い主が悲しんでいる時や泣いている時は、近くに寄り添って、慰めてくれるような行動をとります。
飼い主に寄りかかって寝る
野生の動物にとって一番危険なときは寝ている瞬間ですので、寄りかかって寝るということは安心して身を預けることができる相手でなければできない行為です。 犬には防衛本能が今でも残っているので、信頼を置いている相手にしか寄りかかって寝るということはないのです。
アイコンタクトを取る
アイコンタクトでコミュニケーションを取っていた祖先の性質を受け継いだ犬は、飼い主とアイコンタクトを取ることで自分の気持ちを飼い主に伝えています。
愛犬が飼い主と積極的にアイコンタクトをしようとしてくれている場合は、信頼してくれている可能性が高いです。もしも、アイコンタクトを取ってきたら、しっかりアイコンタクトを返し、撫でてあげるなど感謝の気持ちを伝えてあげることが大切です。
飼い主の前で仰向けになる
目の前で仰向けになるしぐさは信頼している相手にしか見せることはありません。お腹はとても柔らかい部分で、襲われたら急所となってしまいます。そんな部分を無防備に見せれらる相手は、信頼している相手しかありえません。
飼い主の顔を舐める
愛犬が飼い主の顔を舐める行為は飼い主のことが大好きで信頼している証拠です。犬にとって顔を舐めるという行為は、子犬の時に母犬に対して甘えているしぐさの名残だと言われています。なので、顔を舐める行為は飼い主にもっと甘えたいという意味なのです。
信頼関係を築くのに大切な3つのこと
守ってあげる
愛犬が困っているときや、怖がっているときに味方になってあげれば「頼れる!」と信頼につながります。例えば、台風の風で怖がっているワンちゃんならば、怖がっているときに側に居てあげて、優しい言葉をかけてあげるなど、愛犬のピンチの時が信頼関係を築く最大のチャンスなのです。
一貫性のあるリアクション
信頼関係を築くためには一貫性が重要です。人間も、「この上司、昨日と言っていることが違う」という人とは信頼関係を築きたくないですよね。犬も全く同じで、気分や感情や都合によって態度を変える人は犬から信頼されません。
愛犬はいつもと同じことをしているのに、飼い主が気分によってリアクションを変えてしまうと、会い犬は混乱してしまいます。愛犬がしたことに対してはいつも同じリアクションを取ることが望ましいです。
たくさんスキンシップをとる
犬は、スキンシップをとることが大好きです。忙しくて、なかなか長い時間がとれないときでも、優しく撫でてあげるくらいはしてあげましょう。撫でられるのを嫌がるようであれば、愛犬がリラックスしている状態のときに背中を優しい言葉をかけてあげながら撫でてあげてください。
信頼関係ができてくると、上記のような、自分からお腹を見せてきたり、飼い主に寄り添ってきたりします。
まとめ
以上で、愛犬と信頼関係を築くのに大切な3つのことを解説していきました。
結局は、犬と信頼関係を築くために気をつけることは、人間と信頼関係を築くときに気をつけること同じようなことが多いですね。
しっかり家族の一員として、一貫性をもって接していくことができれば、少し時間はかかるかもしれませんが、信頼関係はきっとできるはずです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。読者の皆様と愛犬がより良い生活ができることを願っています。
この記事のほかにも、愛犬との暮らしの中でのお役立ち記事がこちらにありますのでご興味があればぜひお読みになってください。
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