ワンちゃんの多頭飼い、ワンちゃん好きの方からしたら憧れのシチュエーションではないでしょうか。
でも、1頭でも大変なのに2頭なんて到底無理!と感じている方も多いと思います。
たしかに、大変なこともたくさんありますが、2頭いることで喜びやかわいさが5倍、10倍いや、100倍になることもあります。
100倍じゃ足らないでしょ!
まあ、大変なのは大変だよ!絶対!
ということで、今回は、マルプー2頭を飼っている筆者を例にとり、多頭飼育のメリットとデメリットをご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
・2頭目を飼おうか迷っている
・多頭飼育ってどんなものか知りたい
マルプーを飼う前にこちらの動画も併せて参考にしてくださいね。
マルプーを多頭飼いしたきっかけ
ますは、マルプーのラテミルをご紹介しましょう!
先住犬ラテ
ラテの性格
・甘えん坊で甘え上手
・人懐っこく、誰にでも尻尾フリフリ
・他の犬との社交性はあまりない
後住犬ミル
ミルの性格
・甘えん坊だけど甘え下手
・人に対しては心の壁が高く、慣れるまでに時間を要する
・他の犬との社交性は抜群
マルプー多頭飼いのきっかけ
甘えん坊なラテを飼い始めてから2か月くらいして、ラテを一人で置いて仕事に出なければならず、心苦しい生活が続きました。
こんな目で見られちゃうと、遊び相手になってくれる相棒がいてくれたらなと思うようになり、そんなときにペットショップで出会ったのが真っ白なマルプーのミルでした。
しかし、共働きで2頭も飼えるのか、経済的な部分は大丈夫なのか、悩みは多く、たくさん話し合いをしました。
それでも、「絶対にこの2頭を最後まで幸せにする」という強い気持ちは変わらなかったので、ミルを迎えることにしました。
そんなこと思ってくれていたんだね!
ほんとよかったよ!僕もペットショップでさみしかったんだ!
マルプーを多頭飼いするメリット
以下で、マルプーを多頭飼いするメリットをご紹介していきます。
かわいさ、癒しは100倍になる
1頭でも、もちろんかわいいですが、2頭で一緒にご飯食べている姿や、じゃれ合っている姿は100倍かわいいです。
ミルは特にラテのことが大好きで、しつこいくらいに引っ付いています。仲良しな方だと思いますね。
こんな姿も見ることができます。こんなの見せられたら疲れなんて吹っ飛んでしまいますよね。
帰りもちゃんと2頭で迎えてくれますよ。いやなことも忘れられそうですよね。
2頭いるとソファ座るだけでこんな感じになります。良かったら参考にしてください。
お留守番が少し安心
長時間お留守番させてしまうのはすごく気がかりですよね。
家に一人きりでさみしい思いをさせてしまうと心配でしたが、一人きりではないので少しだけ安心できるようになりました。
仕事に出かける前も、かつてラテは「くーん、くーん」と鳴いていましたが、今ではミルがいるので気持ちよく家を出させてくれます。
お留守番している間は、ほとんど寝ているようですが、2人でじゃれ合って遊んだりもしています。
2頭目のしつけが楽になる
先住犬がしつけに成功していれば、それを2頭目も真似をするので、比較的楽です。
「お座り」「お手」もほとんどミルには教えることなくできるようになりました。
マルプーを多頭飼いするデメリット
マルプーを多頭飼いするデメリットを以下でご紹介していきます
出費は2倍
当たり前のことですが、費用は2倍かかります。
ドッグフードやおやつ、おもちゃなどの出費がすごい増えているとはあまり感じないですが、一番実感するのはワクチン接種やトリミング代です。
2頭重なると、「げっ!!!」というほどの額になってしまいます。
万が一、2頭同時にけがや病気になった時のためにペット保険には入っています。
お金がないために愛犬に最善の手を尽くせなくなってしまったら後悔してもしきれないですもんね。
お風呂に入れるのが大変
筆者の場合かもしれませんが、一頭入れている間に、もう一頭がソワソワしだします。
やきもちを焼いているのかもしれませんが、ここは夫婦二人で何とか乗り切っています。
外で、待っているラテです。
お風呂から出て、ドライヤーで乾かしているときも邪魔をしに来るので、そこでも大変な思いをしています。
相性が悪いと最悪
先住犬のことを思って、2頭目をと考える方が多いかと思いますが、相性が悪いと全くの逆効果になってしまいます。
ラテミルの場合は、ミルを迎える前に、ペットショップでラテと会わせてどういう反応をするか確かめました。
心配な方は、かかりつけの獣医さんに相談してみるのも良いかもしれません。
相性が悪いと、同じ空間にいることができず、それぞれ別々の部屋で過ごし、散歩も一緒にすることができず、時間をずらして2回行く。
と、ワンちゃんはもちろんかわいそうですが、飼い主さんもかなりしんどいことになります。
こうなっちゃったら本当に最悪だよね!
うん、だれも幸せになれないね!
マルプーの多頭飼いに向いている先住犬の性格
多頭飼いに適した性格としては以下のような特徴が挙げられます。
・探求心が強い
・穏やかな性格
・自分のペースで行動する
探求心が強く、活発な子は、他の犬とも元気に遊んで親しむことができるため、多頭飼いが向いています。
一方で、穏やかで自分のペースを大切にする子は、新しく家に来た犬が元気すぎる性格であっても、すぐに対立することが少ないです。
ただし、非常におとなしい性格の犬は、元気すぎる新入りにストレスを感じることもあるので、はじめのうちは先住犬の反応をよく観察することが大切です。
マルプー多頭飼いするときに注意するべき5つのポイント
顔合わせは重要
最初に、家にいるマルプーと新しいマルプーの関係を慎重に見極めましょう。
犬たちの性格や相性がそれぞれ異なるため、ケンカせず仲良くできるかを確かめることが大切です。
オスとメスの組み合わせは相性が良いことが多いので、参考にしてください。
避妊・去勢手術は欠かせない
もし異性のマルプーを一緒に飼うなら、発情期を避けるために避妊・去勢手術を検討しましょう。
これにより予期しない子犬の出産を防ぐだけでなく、健康面のリスクも減少させることができます。
多頭飼いはコストと手間が増加
マルプーを増やすことは、それだけお世話の時間や費用が増加することを意味します。
散歩やシャンプーの際の手間が増えるだけでなく、フードや医療費、トリミングの費用も増加します。
新しい家族を迎える前に、これらの負担に耐えられるか検討しましょう。
快適な居住スペースが必要
複数のマルプーを飼う際は、それぞれがリラックスできるスペースを確保することが大切です。
初めは、各マルプー用に個別のケージを用意するのが良いでしょう。
ケージにブランケットを掛けてあげると、新たな環境でもマルプーは安心感を得られます。
先住マルプーのしつけは基本中の基本
新しいマルプーを迎える前に、先住マルプーのしつけを完璧にしておくのがおすすめです。
しつけられていない先住マルプーがいると、新しく来たマルプーもその行動を模倣する恐れがあります。
例えば、先住マルプーがよく吠えると、新しいマルプーもそれを真似る可能性があります。
先住マルプーが良い行動を示すことで、新しいマルプーもその良い習慣を身につけやすくなりますよ。
マルプー多頭飼いのまとめ
以上で、多頭飼いのメリットとデメリットをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
大変なことも多いけど、喜びの方が大きいみたいだね!
僕たちと過ごす時間、「プライスレス」だね!
ラテくんが言ってくれているように、多頭飼いは大変なことが多いのはもちろんですが、幸せや喜びは何倍にも跳ね上がります。
とにかく「最後まで愛情をもって飼うんだ」という強い覚悟をもって2頭目をむかえてあげてくださいね。
ここまで読んで下さった読者さんたちに、よりよいワンちゃんライフが訪れることを願っています。
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