台風や大雨による土砂災害や河川の氾濫、地震がもたらすさまざまな被害、このような災害に対して、皆さんはどのような備えをしていますか。
筆者はこちらの「新潟県中越地震」で16日間をたくましく生き延びた犬マリと3匹の子犬の映画を観て、防災について再認識させられました。 ぜひ、ご覧になってください。
うちのマルプーラテミルは、マリのようにたくましくはないので、守ってあげないといけません。
いやいや、そんなことはないよ!失礼だなー!
・・・・・・ムリ!
えっ!!!!!!!!!!!!
ということで、今回は、万が一に備えて、愛犬を守るために今すぐ備えておきたい3つのことをご紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・防災についてあまり考えたことがない
・万が一の時に慌てたくない
・愛犬を守ってあげたい
今すぐ備えておきたい3つのこと
飼い主が災害時の知識を身に付ける
避難場所を把握する
災害時、自分がどこの避難所へ行くか確認してありますか?また、その避難先は、ペットの受け入れは可能かどうかも把握していますか?
受け入れ可能な場合、「同行避難」が可能なのか、それとも「同伴避難」が可能なのかも大事な確認ポイントなので、しっかり確認するようにしましょう。
同行避難とは
同行避難とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難所まで安全に避難することです。
避難所において人とペットが同一の空間で居住できることを意味するものではありません。それぞれの避難所のルールに従いましょう。
同伴避難とは
『同伴避難』とは、ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすことです。
もちろん、飼い主さんにとっては、「同伴避難」のほうが理想的ですが、環境省が作成している「災害時におけるペットの救護ガイドライン」で推奨されているのは、「同行避難」の方みたいです。
災害時は愛犬も強いストレスを受けていることを理解する
言葉を持たない犬の感情表現が、さまざまなトラブルを生んでしまうこともあるようです。
周りの被災者の方々に配慮しつつ、ペットたちのストレスを最小限に抑えることを考えないといけません。
大きな地震を経験した犬たちは、それまで見られなかった習性が現れることがあります。「怖がって吠え続ける」、「無駄吠えする」、「粗相をしてしまう」などの事例あり、「夜になると寝ないで騒ぎ」周りの人たちに迷惑がかかったという声もあったようです。
万が一の場合は、愛するペットと離れて避難生活を送る覚悟も必要となるかもしれません。ペットのための防災用品や備蓄食料の備えもしっかり準備しておきましょう。
愛犬を守るためのしつけをする
飼い主さんがしっかりとコントロールできる状態にしておくことは最低限のマナーであり、災害時を愛犬と共に乗り切るためにも、とても大切なことなのです。
基本的なしつけである、「おいで」「まて」「ハウス」など、普段からできるようにしておかないと、災害時に急にはできません。
また、他人や新しい環境、車などに慣れさせておく社会化も大切です。飼い主とずっと一緒にいられるとも限りませんし、慣れない環境でストレスを感じさせてしまう可能性もあります。
さまざまな可能性を想定して、準備をしておきたいですね。
避難所では、おそらくクレートなどに入って過ごしてもらうことになりますが、クレートに慣れていないと、かなりのストレスになるかもしれません。
そんな場合には、お出かけするときにはクレートを利用していくようにしてください。
いろいろな場所にクレートで出かけて、行った先で休憩させる際にもクレートで休ませれば、クレートに慣れるだけでなく、社会化トレーニングにもつながるのでおすすめです。
防災グッズを準備する
非常時に持ち出しやすい場所にしっかり準備しておきましょう。
1 7日分以上のフードと水
2 いつも使っているのと同じ食器(水飲みボウルなど)
3 予備のリード、首輪
4 ペットシーツ
5 トイレ用品
6 ブラシ
7 病気の場合は薬
8 ワクチンなどの証明書コピー
9 キャリーバッグ
普段はおとなしい子でも、災害時にはパニックになってしまい、逃げだしてしまうこともありえます。万が一、はぐれてしまったときのためにも、「マイクロチップ」を愛犬に装着し、登録しておきましょう。
ただ、マイクロチップを装着しても、「GPS」ではないので、どこにいるかはわかりません。
万が一、迷子になってしまった場合に備えては、会員の愛犬を3日間まで無料で捜索してくれるサービスもありますのでご興味がありましたらご覧ください。
ペットが迷子になった時に備えて 『MY PET LIFE』あると助かる防災グッズ9選
両手が自由になるペットキャリーバッグはぜひ準備しておきたいです。
食器類も重要になります。予備として、防災袋の中に常に準備しておきたいです。
このあたりのマナー用品も必要になりますので準備しておきたいです。
愛犬の健康面を考えると、ケア商品も準備しておくのが良いですね。
避難生活がどれくらいの長さになるかわかりませんので、使い捨てではなく、洗って繰り返し使えるトイレマットが便利です。
トータル25個のグッズが揃っています。「これさえあれば」という、便利な一式を揃えておくと安心ですね。
まとめ
以上で、万が一に備えて、愛犬を守るために今すぐ備えておきたい3つのことをご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
どんなときも、愛犬を守ることができるのは飼い主です。飼い主として、愛犬のためにできることを今見直しておきましょう。
備えあれば患いなしだね!
この記事の他にもこちらに愛犬との暮らしの中でのお役立ち記事を書いていますのでご興味があればぜひお読みください。
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