もし家族の中に犬アレルギーを持つ人がいる場合、犬を飼うことが不可能かと思われがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。
アレルギーになっちゃうのかー!
なんか申し訳ないよね!
実際に、筆者も犬アレルギーでしてが、マルプー2頭と毎日楽しく生活ができています。
ということで、今回はアレルギーの原因、対策、犬アレルギーでも飼いやすい犬種などを紹介していきます。
この記事はこんな方におすすめ
・犬アレルギーが気になる
・犬アレルギーでも犬を飼ってみたい
結論…犬アレルギーをもっていてもマルプーは飼えた!
「犬を飼いたいけれど、家族に犬アレルギーの人がいるから飼えない」と悩んでいる方や、子どもが犬を飼いたがっているけれど犬アレルギーが心配な方もいるかもしれません。
実際に、犬アレルギーのある人が犬を飼っている例はたくさんありますし、犬を飼い始めてからアレルギー症状が現れることもあります。
しかし、多くの場合、犬アレルギーを持つ人が犬と共に生活するための工夫を行うことで、アレルゲンを最小限に抑えることができます。
筆者も幼少期は犬アレルギーで悩んでいましたが、マルプーラテミルとは楽しく生活できていますよ。
犬アレルギーの原因
犬によるアレルギーの原因は、被毛自体ではなく犬の被毛に付着したアレルゲン物質にあります。
犬の唾液
犬の唾液には、主に「Can f1」と呼ばれるアレルゲンが多く含まれています。
この微小な粒子は、毛づくろいによって犬の皮膚や毛に付着します。
犬アレルギーの大部分の人がこの物質に反応すると考えられています。
犬の尿
また、犬の尿に含まれるたんぱく質もアレルゲンとなります。
犬の尿が直接肌に触れることは少ないですが、トイレなど室内に置いている場合は、尿の乾燥によってCan f1がアレルゲンとして空気中に浮遊します。
オスの犬の尿には、前立腺由来のCan f5というアレルゲンも含まれます。
犬のフケ
犬のフケには、Can f1およびCan f4が含まれます。
これらの微小な粒子は、室内で飛散しやすく、床やカーペット、壁、家具などに付着する傾向があります。
犬アレルギーの症状
犬アレルギーの代表的な症状は、くしゃみや咳、鼻水などです。
また、目の充血やかゆみ、皮膚のかゆみや赤み、じんましんなどの症状も頻繁に見られます。
犬に触れた直後だけでなく、犬に近づいたり、同じ空間にいるだけでも症状が現れるのが特徴的です。
もし、犬と過ごした後にこれらの症状が出る場合には、犬アレルギーを疑う必要があります。
犬アレルギーの検査方法
犬を飼う前に犬アレルギーかどうかを確認することが重要です。
検査方法には血液検査と生体検査があり、血液検査ではアレルギーの反応度が1~7の「クラス」として表示されます。
ただし、同じ犬種でも全ての犬に対して同じ反応がでるわけではないため、注意が必要です。
また、アレルギー検査で陰性だからといって油断はできません。
犬アレルギーはタイミングによって発症する可能性があるため、数年後に陽性に転じることもありますので、こちらも注意が必要ですよ。
犬アレルギーへの対策
完全にアレルギーを避けることは困難ですが、犬との接触を制限することでアレルギーの症状を軽減できます。以下に、具体的な対策方法を紹介します。
犬との距離を保つ
犬が立ち入り禁止の場所を設けることで、寝室やダイニング、子ども部屋など、多くの時間を過ごす場所でアレルギー症状を軽減できます。
また、犬が遊ぶスペースに人が立ち入らないようにすることも重要です。
犬に触れるときは注意する
犬に触れるときは、犬がアレルゲンを持ちやすい毛や口に触れないように注意しましょう。
犬に手を舐められるのはかわいいですが、アレルギー症状を引き起こす可能性があるので、舐めさせないようにしましょう。
手をこまめに洗う
犬に触れた後は、手をこまめに洗うことで、アレルゲンを素早く取り除くことができます。
特に、顔や口に手を触れた場合は、すぐに手を洗うようにしましょう。
以上の対策を実践することで、犬と一緒に暮らしながらアレルギー症状を軽減することができます。
アレルギーを起こしにくい犬種
アメリカンケネルクラブは、世界最大級の動物愛護団体であり、アレルギーを引き起こしにくい犬種を紹介しています。
AKCが認めたアレルギーに優しい犬種は、以下のとおりです。
トイプードル
トイプードルは、綿密な毛の編み目によって、抜け毛が非常に少ないため、アレルギーのリスクを低減することができます。
また、トイプードルの被毛は、細くて柔らかく、人間の髪の毛に似ているため、肌触りが非常に良く、多くの人にとって快適です。
トイプードルはまた、トリミングやブラッシングなどのお手入れが容易で、家庭で飼育するにも適しています。
マルチーズ
マルチーズは、美しい被毛が特徴的で、厚みがあってふわふわしています。
その一方で、抜け毛が少ないため、毛の飛散によるアレルギーのリスクが低いとされています。
マルチーズはまた、飼い主に忠実で、活発で愛嬌のある性格が特徴的です。
小型犬ながらも、運動量が多く、気質もしっかりしているため、しつけも比較的容易です。
ビションフリーゼ
ビションフリーゼは、フランス原産の小型犬で、特徴的な被毛を持っています。
フワフワと柔らかな毛は、抜け毛が少なく、アレルギーになりにくい犬種として指定されています。
また、ビションフリーゼは、遊び好きで賢く、家族にとって愛らしい存在となることでしょう。
飼い主が好むように、被毛をトリミングすることも可能で、外見も自由に変えることができます。
マルプー(トイプードル×マルチーズ)
マルプーは、上記に示したトイプードルとマルチーズを掛け合わせた混血犬種で、両親と同様に抜け毛が少なく、アレルギーのリスクを低減することができます。
また、トイプードルの知性とマルチーズの愛らしさを兼ね備えた愛らしい容姿や性格が人気な犬種ですよ。
犬アレルギーのまとめ
以上で、犬アレルギーについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
僕らはあんまりアレルギーに関係しないらいいぞ!
よかったなー!だから飼ってもらえたんだもんね!
犬アレルギーを持っている人にとって、犬を飼うことは困難な場合があります。
しかし、症状を軽減するために様々な対策を行い、リスクの少ない犬種を選ぶことで、犬との共同生活を楽しむことができます。
ただし、アレルギー反応が重度な場合は、これらの対策だけでは十分ではありません。
犬を飼う前に病院でアレルギーの検査を受けることが重要ですよ。
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